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ほき動物クリニック

ほき動物クリニックのスタッフが綴るブログです。
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ボンちゃんありがとう〜旅立ちのご報告〜
ようちえんに通う飼い主さんたちにも
たくさん可愛がっていただいていた
スタッフ犬の黒ラブのボンちゃんが
昨日の朝お空に旅出しました。。。
ボンちゃんがやってきたのは
約2年半前のことです。
市内にある松原教会の牧師さまより、
ご相談いただいたことがはじまりでした。
教会員であった飼主さんご夫婦が
立て続けにお亡くなりになり、
県内には他に身寄りもなく
行き場を失っていたボンちゃん。
譲渡までの間のお預かりということで
私達のもとへやってきたのですが、
ドッグガーデン青森やほき動物クリニックで
ボンちゃん基金を募りながら、
ここでスタッフ犬として
生涯を終える事となりました。

元々性格もとてもフレンドリーで優しく、
以前の飼い主様に大切に育てて頂いたのだと
感じられるとてもいい子でした。
ようちえん生の社会化のお手伝いをしてもらたり、
私達もボンちゃんと過ごす中で
たくさんの笑顔をもらって過ごすことができました。
10月には13歳のお誕生日を迎えたばかりでした。
そのごどんどんと歩行が難しくなり、
それでもお外へ出たいという意欲を叶えるため
介助用のハーネスを付けての短いお散歩の
日々が続きました。

すっかり立てなくなり、
食べる事もできなくなったのは
なくなる2週間も前のことです。
横浜で暮らす飼い主さんのご親戚の、
延命はせずに穏やかに見送ってあげたいという思いに沿って、
私達スタッフもできるだけ穏やかに過ごしてもらえるよう
試行錯誤しました。
床ずれやのケアのための体制交換や
流動食やお水もシリンジでこまめに与える日々。。。
あと2、3日といわれた日から、
2週間も穏やかなまま過ごしてくれていたのは
まぎれもなくボンちゃんの生命力の強さ。。。

そして昨日の朝、
スタッフが見守る中、
ゆっくりと穏やかに旅立ちました。
ボンちゃんとのご縁を繋いでくださった牧師様に
ボンちゃんが旅立つかもしれないと
連絡をしたところ
すぐに教会員であったボンちゃんの
以前の飼い主さんの遺影を持って
面会にいらしてくださいました。
ボンちゃんもうつろながらに
しっかりと目を開けてみていたのが
とても印象的でした。
ボンちゃんが亡くなって
連絡を入れた時にも、
すぐに駆けつけてくださり、
お祈りをあげてくださいました。
感謝いたします。

「ボンちゃん基金」にご協力くださった皆様、
ボンちゃんのためにとお洋服やオモチャなど
寄付して下さった皆様にも合わせて感謝を
お伝えしたいしたいと思います。
そして
最後まで私達スタッフに
思い出とともに
多くのことを学ばせてくれた
優しいボンちゃんに
たくさんの「ありがとう」と伝えます。
ボンちゃんありがとう。。。
きっとお空で
大好きなパパとママに会えてるよね。。。
| 犬のようちえん | 17:39 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
ボンちゃん、今頃は虹の橋のたもとで、飼い主さん達と楽しい日々を過ごしているのかな?

私も、先住犬 シベリアンハスキー:隆太郎を、介護した経験が有ります。室外犬でしたが、隆太郎が「死にたくない!」と言う気持ちから?深夜に夜鳴きし、13歳の2月から、室内犬になりました。シニア期に入り、皮膚病や肛門腺腫等々、沢山の病気をしましたが、最後は全て治り、2週間の寝たきり生活を過ごし、2008年11月19日に、家族の腕の中で、虹の橋に一人向かいました。
隆太郎も、ペットシーツを敷き詰めた部屋で、水をスポイトで舐めたり・・・ボンちゃんの記事を読み、今あの時の事が思い出されます。

飼い主の方、2人とも亡くされ、ボンちゃんは、かなり不安だったでしょう。でも、ドッグガーデン&保木動物病院で過ごしたことで、ボンちゃんは幸せ犬でしたね!

ボンちゃん、安らかに・・・虹の橋では、飼い主さんと走り回って、隆太郎を見つけて下さいね。
そして・・・私達が大好きな、スタッフの皆様、ボンちゃんを最後まで看取ってくれて、ありがとうございました。
| 柴崎 栄子 | 2016/12/21 7:48 PM |









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